双子を育てる苦労はわからないけど、育てられる側の気持ちはわかる

f:id:yu-zu_ki:20200523213710j:plain 双子を子育て中のパパやママの楽しみや苦労話はよく見かけるけど、育てられた側の話はあまり見かけないなと思ったので私が思うことをほんの一部、ほんの少しだけ綴っていきたいと思います。完全に自己満足のお話です。


双子の姉妹の昔話

30年以上前の話。私は姉より21分ほど遅れてこの世に生まれました。姉と私は双子の姉妹です。

双子というとよくあるのが比べられること。親だって比べることがあります。ただ、私の両親からは私たち2人を比べるような言葉はほとんどなかったと思います。どっちが運動が得意、どっちの成績がいいというようなこと。どちらかと言えば友達やその親に言われたことが多かったと記憶しています。「どっちが○○なの?」はよくある質問。「○○のほうが社交的だね」「○○のほうがアクティブだね」などなど。はっきり言って面倒くさかったです、はい。

これは私が勝手に思っていることですが、両親は私たち2人に「差」ができないように育ててきたのだと思います。一見、悪いことではないように思いますが、「差」ができないようにというのは私からすると「同じ」を押し付けられていたということだと感じることがありました。きっと本人たちは押し付けるなんてことは一切思っていないし、それがいいとこだと思っていたと思います。

生まれて数日後、母と姉は私を残して1週間ほど先に退院しました。その1週間ほどの期間の姉の写真はありません。私が退院して2人揃うまで写真を撮るなと父が言ったそうです。これは大人になってから聞いた話ですが、この行為に何の意味があるのかまったく理解できませんでした。

小学生の頃、姉の帰宅が遅く、母に叱られていました。私はそばでテレビを見ていたのですが、「聞いてるの?あんたも同じだからね!」と言われました。門限はなかったものの親が文句を言わない時間には帰りテレビを見ていただけなのに。叱られるようなことをしていないのにそのタイミングで叱られて意味がわかりませんでした。

どちらかがテスト勉強をしているときにどちらかがしていないと指摘されました。「○○はやってるよ、あなたはしなくていいの?」。テスト範囲が同じだからと言って同じように勉強しなくてはいけない意味がわかりませんでした。

高校受験が終わり同じ高校に行くことが決まったとき「安心した。高校までは同じところに行ってほしかった」と言っていました。勉強や成績のことはあまり言われたことがなかったけれど、学歴も同じにしたかったようです。

私たち2人は「同じ」であることが大切だったのです。

双子は1セットではない

f:id:yu-zu_ki:20200523212933j:plain 同じ学校に通っていたころは、姉の交友関係もわかっていたし、何しているかも全部ではないけどだいたいわかっていました。お互いの友だちはいずれ両方の友だちになっていたので情報は筒抜けです。もちろんお互いに。

大学生になり初めてお互いにまったく知らない世界ができました。姉のことを知る人がいない世界。姉からしたら私のことを誰も知らない世界。のちのち話題として出すことはあったけれど、それでも姉のことを見たことがない人しかいません。(正確には中学が同じ、高校が同じという人がいたのだけど、あまりかかわりがなかった人だったので)姉とセットではない私。

その頃、親も一概に「同じ」を求めなくなりました。求めなくなったというより求められなくなったのでしょう。
私は、とても解放された気分になりました。何をしても、何をしなくても個人として見てもらえることが嬉しかったのです。
「同じ」は「当たり前」ではなかったのです。私と姉は1人と1人ではなく1セットとして見られていたんだと感じました。

今思うこと

両親はなぜ「同じ」を求めたのか(推測)

育ててくれた両親からしたら「差」ができることが私たち双子の子育ての失敗になると考えていたのかもしれません。というのも、外で比べられる私たちを知っていたから。年子でも比べられるのはありそうですが、それ以上に比べる対象が近すぎるから。
あからさまな優劣をつけられどちらかが可哀そうな思いをするなら「同じ」ほうがいいと考えたのではないかと思います。もちろん親のそれによって比べられることがなくなるなんてことはないけれど、私たちの場合は「どっちもそんなに変わらないよ」と返すことができる状況でした。おそらく両親も私たちのことで「どっちが」という質問されることはあったでしょう。もちろん同じように育てられても思いっきり「差」ができる双子もいると思います。

今、両親に対して思うこと

このことで私は両親に対して今は何とも思っていません。それは今、無事に私たち姉妹がまったく違う人生を歩んでいるからです。そして、そのことに関して何も言われないからです。言いたくてももう口を出すことではないと思っているだけかもしれません。

姉は数年前に結婚し、子どもを産み育てて「家庭」を作っています。私はというと、独身で仕事して、ブログ綴って、好きなことをして「自分」を作っています。世間一般に言えば、私なんて「甘い」と言われそうな今です。それでも何も言うことはありません。

子育てしたことないけど言いたいこと

子育てに正解はないと言われますしその通りだと思いますが、子育ての苦労を知らない私が1つだけ言いたいのは、「個人を大事に」ということです。「差」ができたらそれは子育ての失敗ではなく、個人を大事にした結果だと思います。
本人たちが同じがいいと思えば、両親がそのようにしなくても勝手にそうなります。それはそれで見守ってあげればいいと思まいます。離れるときか必ずくるから。
親に「同じ」を求められた場合、反抗的な気持ちを持ちつつもそうならなければいけないのかなと思う私のような人間もいます。大きくなって「別に違ってもいいんだ」と気づくタイミングがあるかもしれません。でも、できるなら早くからそう気づかせてあげてほしいです。同じ日に生まれてきただけで、双子だって1人と1人の人間です。せめて親だけは1セットなんていう風には捉えてほしくないと思います。


ひとりだからできる楽しみ方がある!ひとり旅の楽しみ方

f:id:yu-zu_ki:20200430223548j:plain 社会人になると気軽に友達誘って旅行なんてことができなくなること多いですよね。属している場所が変わればそうなるのも仕方ありません。
それでもリフレッシュしたい、きれいな景色が見たい、ご当地の美味しいものが食べたい、温泉に入って癒されたいなどなどの欲求は募ります。そこでおススメなのがひとり旅です。行く場所、泊まる場所、食べるもの全部自分ひとりで決めて、手配します。予定していた通りに行かなくてもトラブルが起きても全部自分で対応することになります。不安ですよね。でもそれを乗り越えることこそがひとり旅の醍醐味で自分を成長させてくれる経験となります。
でも、初めからそんなこと言われてもそんな不安がある中で何をどう楽しめばいいの?ってなりますよね。 旅行なんだから純粋に楽しみたいですよね。そこでひとり旅を楽しむ方法をご紹介します。




ひとり旅の面白さって?

ひとり旅の面白さは何といっても自分の意見が常に優先されるところです。複数人での旅行ではなかなかできないことですね。
事前にプランをしっかり立ててあったとしても実際に行ってみて気になるものがあれば自由に変更できます。ざっくりとしたプランのみで自分の気の向くままに行動するのもありです。とにかくすべてが自由なんです。

楽しいひとり旅にするための方法

自由だからこそ初めての場合は何をしたらいいかわからないですよね。でも難しいことはありません。私が実践しているひとり旅を楽しむ方法は6つです。もちろんこれを1度に全部実行する必要はありません。頭の片隅に置いてもらって実際に旅行するときに思い出してできることを挑戦してみてほしいです。

①旅のメインを決める

1番したいことを明確にしましょう。全部実行する必要はないといいましたが、これは絶対決めておいたほうがいいです。すべて中途半端な消化不良な旅にはしたくないですよね。1つだけやりたいことを決め、それを軸にして計画を立てれば後悔ない旅にできると思います。1つだけは必ずやり残すことなくできるわけですから。
私は初めてのひとり旅の際メインを「美味しいうどんを食べる」にしました。行先は香川県に決まり、どこのうどん屋さんに行くかを決めてその前後の時間をどうするかを決めていきました。
「温泉に入りたい」「自然に囲まれたい」「動物と触れ合いたい」「あの電車に乗りたい」など何でもいいです。

②写真をたくさん撮る

その場で誰かと共有することができないからこそ1人で見た景色、風景、食べたのもを記録しておきましょう。SNSにアップすればみんなに見てもらえますし、帰ってから誰かに話をするときに使えます。しばらくしてから楽しかった旅行を思い出すためにも使えます。次の旅行計画を立てるときの参考にもなります。

③旅記録をつける

その時その時感じたことをノートやスマホに記録してみましょう。簡単でいいです。あとから見返してみると楽しいですし、 写真と合わせて見るとその時の感情がよみがえってきます。
私は電車バスでの移動時間や食事が出てくるまでの待ち時間でノートに何時ごろ何をしていて、何を感じたかを時系列でメモしていました。あとから見返してどれだけ最初のプラン通りに行って、どれだけ違うことをしたかを比べるのが楽しいです。

④スーパーに立ち寄ってみる

スーパーでお土産を探してみましょう。観光地や駅のお土産屋さんでお土産を買うことが多いと思いますが、スーパーマーケットでもその土地ならではものを発見できます。THEお土産というものとは違うかもしれませんが、珍しいものがあるかもしれません。

⑤ゲストハウスに泊まってみる

ゲストハウスはホテルや旅館よりも安く泊まれるし、オーナーさんから得られる地元の情報は貴重です。また、同じように宿泊しているゲストの方々とおしゃべりできて、夜の時間が寂しいという方には最適です。
私は2回目のひとり旅でゲストハウスに泊まってみました。人見知りの私にはハードルの高い行為でしたが、オーナーさんや他のゲストの方々とおしゃべりをして夜の時間を過ごすという楽しい時間を過ごせました。もう2度と会うことがないかもしれない人、自分とは全然違う人生を歩んでいる人、日常では決して出会えない人たちと交流するというとても貴重な経験でした。これもいつもと違う空間だからこそできたのだと思います。

⑥住み慣れた場所ではないということを意識する

旅行中は気持ちが浮かれてしまう部分もありますが、事前に考えられるリスクは回避できるよう心がけましょう。楽しいトラブルは大歓迎ですが、楽しい旅行には悪いトラブルがないことが必須ですよね。でも、何があるかわかりません。人気のない場所は避ける、夜間の外出をしない、貴重品の管理をしっかりするなど十分気を付けて「楽しかった」気持ちだけ持ち帰れるよう行動しましょう。

最後に

ひとり旅、行くまでは緊張するし、寂しさや不安を感じることはあると思います。それに必ずしもみんなが楽しめるとは限りません。それでも、この記事を読んでくださっている方は少なくとも興味がある方たちだと思うので、ご紹介した楽しみ方を実践してみてほしいです。「ひとり旅は向いていない」と判断するのは一度経験してからでも遅くないですからね。


人事部を舞台に描くユーモアあふれる百合漫画 ヒトゴトですから!(1)

自分が働いていたことのある職種、部署以外のことって意外と知らないよね、と社会人歴まあまあある私が興味深く読んだ漫画ヒトゴトですから!(1)。百合漫画なの?という小さな疑問はありつつも百合判定激甘な私は百合漫画としてご紹介します。


※ネタバレ含みますのでお気を付けください


こんな人におすすめ

・ バリキャリお姉さんが好きな方
・ 「百合」というと少し抵抗があるけど興味がある方
・ 人事部のお仕事に興味がある方

作品概要

タイトル:ヒトゴトですから!(1)
作者:ユニ
出版社:祥伝社

あらすじ

なでしこ商事営業二課自称エース小森美緒が異動になった先は人事部。海外事業部への異動が目標だった小森にとっては不本意であったが、教育担当の先輩山野辺恭子の指導を受けながら業務に励む。地味な部署だと思っていた人事部の仕事は思った以上に奥が深く、面白いかもしれない!?

おすすめ見どころポイント3選

①登場人物は魅力的なお姉さんばかり!

人事部に異動になった主人公・小森美緒
仕事も恋愛も手を抜かない何事にも一生懸命な女性です。運命の相手を探す旅の途中。女性にモテるため日々の努力を怠らない。女性と接するときや仕事に向き合った時のイキイキした表情に愛らしさを感じます。
小森の人事部教育係・山野辺恭子
職場では地味な見た目ですが、プライベートになると一変します。この変わりようをぜひ見てほしい!プライベートでのデート中は非常に勉強になるテクニックを披露しています。複数の女性と遊んでいて本気の恋愛はしないタイプのようです。
仕事はめちゃくちゃできます。
山野辺の同期広報部・九条奈都
目立ちたがり屋で負けず嫌いな美人さん。
山野辺さんを入社当時から敵視していて、勝負を仕掛けては(山野辺さんができすぎるため)負けてしまう残念な人。でも本当は仕事ができる優秀な人です。
人事部(小森さん、山野辺さん)を振り回す強烈なキャラクターが素晴らしいです。

3人とも仕事ができるお姉さん。それぞれまったく違うタイプなので、いろんな魅力の女性を楽しむことができます。

②お仕事漫画という楽しみ方ができる

百合漫画というと女性同士の恋愛がメインのお話がほとんどだと思いますが、この作品は人事部でのお話がメインです。(おそらく)女性が好きな女性が主人公なので百合漫画に分類されていますが、お仕事漫画(百合もあるよ!)という感じです。
人事部の仕事内容に切り込んでいる部分が多く、その奥深さを知ることができます。人事部の仕事を知らない人は特に楽しめるのではないでしょうか。こんなことも人事部の仕事なの!?とか人間関係を円滑にするためのヒントになることも教えてくれるタメになる漫画でもあります。

③恋愛の仕方(するかしないか)はひとそれぞれ

小森さん、山野辺さんの恋愛対象は女性で共通しているのですが、女性とのかかわり方はそれぞれです。
素敵な女性と出会うために数うちゃ当たる戦略をしたり、1人の相手は決めず、いろんな相手と遊んだり。人との付き合い方はいろいろあるけれど、「恋愛」となると「1人の好きな相手と」となるのが定石です。でも、お互いに納得していればどのような付き合い方もありなんですよね、本当は。

個人的感想など

百合判定激甘な私にとっては百合漫画として十分に楽しめる要素がありましたが、女性同士での恋愛をメインで期待して見た方には少し物足りないかもしれません。ただ、顔のいい仕事ができる女性が女性にアプローチする様子や恋愛観についての描写がありますし、「恋愛だけが百合ではない」という気持ちで読めば女性がキャッキャしている姿にニヤけると思います。個人的にはいつか出てくるであろう山野辺さんの本気の恋愛をしない理由に期待しています。

お仕事漫画としては、この作品を読んで、人事部対するイメージが「(悪い意味での)冷静さ」から「(いい意味での)冷静さ」と「情味のある」に変わりました。仕事でなかったら巻き込まれたくない「ヒトゴト」にかかわる面倒だけど「人」が好きな人にとっては面白い仕事なのかなと思いました。

百合漫画としてもお仕事漫画としても楽しめる作品です。今のところお仕事要素のほうが強いです。お姉さん好きな方、百合作品に興味があるけどなかなか手を出せない方、人事部の仕事に興味がある方ぜひ手に取ってみてください。